災害時の電力インフラ復旧に貢献、パトロール給油実績

ご依頼の背景・課題

突発的な大雨災害により停電が起きた際には、電源供給車両への迅速な燃料給油業務を行っております。
2022年8月に発生した大雨被害で、電柱が折れたり、中泊町の十三湖変電所が1メートルほど浸水し、7,800戸の停電が発生しました。
変電所メンテナンス業務とそれに付随する様々な業務を請負っているご縁があり、過去には東日本大震災、熊本地震等への被災地支援の実績を評価頂き今回もご依頼頂きました。
所在地
青森県北津軽郡中泊町
サービス名
パトロール給油
実施先・施設情報
電力インフラ復旧時における高圧電源車他への給油
実施概要
停電区域内に配置されている拠点8か所の電源供給車へタンクローリーで2台で24時間体制で数時間毎に燃料(軽油)を給油

担当者の声

今回の災害対応では、電源供給車ごとに発電量や燃料の消費量が違うので、給油のタイミングや量をしっかり管理する必要がありました。
それに加えて、タンクローリーへの燃料補給も一度青森市まで戻って行う必要があり、現場での作業と補給の段取りをきちんと調整することが求められた現場でした。
支援は延べ10日間にわたり、ほとんどが悪天候の中での作業でしたが、大きなトラブルもなく、予定通りに燃料を届けることができました。
特に水没した地域では、道と川の境がわからないような場所もあり、通行止めや夜間作業もあって、二次災害を防ぐための安全対策にも気を配る必要があり、夜間は同乗者としっかり連携を取りながら、後方確認なども徹底して作業を進めました。
日本システムでは長年の災害支援で培ったノウハウがあり柔軟に対応できます。これからも、青森のライフライン、インフラを守る現場で貢献していきたいと思います。