パトロール給油 岩手県 岩泉町
岩泉町台風10号暴風豪雨災害停電復旧支援、パトロール給油実績
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ご依頼の背景・課題

2016年8月30日、アメダス観測開始以来初めての東北地方太平洋側への台風上陸、そして岩泉町では観測史上最大の降水量を観測しました。台風の影響で高齢者施設近くの川が氾濫する等甚大な被害が出たことで、施設関係者含め岩手県内では計24名の人命が奪われました。2日後の9月1日時点で約9,050戸もの大規模停電が発生している状況です。東日本大震災での燃料安定供給の実績を評価され、今回も電源車への燃料(軽油)供給を依頼されました。
所在地
岩手県下閉伊郡岩泉町
サービス名
パトロール給油
実施先・施設情報
停電復旧時における高圧電源車他への給油
実施概要
岩泉町民会館駐車場に設置されている電源供給車3台、及びドラム缶(200L)×3本へ24時間体制で軽油を補給。3t~4tのローリーを使用し、八戸にある自社備蓄施設よりピストン配送を行った。

担当者の声

突発的な災害による停電時、電源供給車両への迅速な燃料供給は、人々の命を守る最重要任務です。今回、災害発生後、要請を受けてから即座に人員決定・準備を整えて出発し、第一陣は、わずか4時間というスピードで現場に到着することが出来ました。そののち第一陣のローリーの燃料が無くなる前に第二陣・第三陣、と次々にローリーを出動させピストン配送を行いました。現場は川沿いですので、豪雨による氾濫で崩落したアスファルトや冠水した道路を避けることは出来ません。そういった「車1台通れるかどうか」という極限の状況下でも、現場まで確実にたどり着き、安定した燃料供給を継続しました。私たちは、平時より常時人員を確保し、予測できない災害が発生しても、いつでも迅速に災害現場まで燃料をお届けすることが出来るよう心がけております。今後どんな状況でもお客様のそばにいる頼れる存在としてお役立ちします。